エエス電工は、寝屋川、枚方、交野、高槻にあるご家庭の、コンセント交換、修理、増設などを行います。
コンセントの種類
まず、コンセントプレート、コンセントカバーですが、プラスチック製のプレートが一般的な他、木製、業務用に使われる金属性のものや真鍮のものがあります。色やデザインも多様で、和風、洋風、それぞれの部屋にあったカバーを選択することができます。
形状は、一般的な100Vコンセントにアース付のものがあり、大きな電力を使う電気機器のため、3口の200Vコンセントもあります。誤って接続しないよう、100Vコンセントと200Vコンセントの差し込み形状は異なっています。
特殊なものとして、電気ポットなどにも使われている、マグネット付コンセントがあります。コードを引っ張ったり、引っかけたりするとコンセントが外れるようになっているので、安全です。他に、シャッター付コンセント、使っていないコンセントに異物が入ったりしないように、コンセント開口部が露出しないようになっています。
また、100V電源を5Vに変換して、スマートフォンなどに直接接続できるUSB充電用コンセントというものもあります。
コンセントの位置
一般住宅では、コンセントの位置は、床から20cmと標準的な位置に設置されているはずです。冷蔵庫用コンセント標準の高さは190cm、洗濯機用コンセントは100cmの高さとなりますが、何か理由があってこの高さでないこともあります。
トイレ、洗面台が一体になったユニットバスでは、水が直接かからないようできるだけ高い位置に設置され、そのような場所でのコンセントは、漏電遮断器の感度が一般のものより敏感に作動するようになっています。
コンセントの増設
基本的に家庭のどこにでもコンセントの増設は可能と考えられますが、家屋やマンションの構造上、壁面内に隠ぺい設置できず、露出設置する場合があります。また、コンセント増設に伴い、分電盤、ブレーカーの増設を必要とする場合があります。

コンセント使い方の留意点
コンセントに延長電源コードをつけて、さらに別の延長電源を取り付ける配線をたこ足配線と言いますが、注意しなければならないのは、ブレーカーが落ちないからといって使い続けると異常加熱する場合があることです。
電気ヒーターなど、大きな電流を必要とする電気機器は電気容量を大幅に超える電流が流れるとブレーカーによって遮断されるので、同じ電気回路では使えないことがわかりますが、小さな電流の電気機器を多く使うたこ足配線の場合、容量を超えてもブレーカーが作動しないことがあり、延長コードが焦げたり、煙や発火の原因になる場合があります。
また、電子レンジや冷蔵庫などをつなげたコンセントは、電気機器のプラグを差したままの使い方になることが多くあります。台所回りは特に湿気が多く、コンセントにゴミやほこりがたまると、漏電し発火するトラッキング現象の原因になることがあります。普段掃除しにくい場所でも、年に数回は掃除をして、確認すべきことに留意してください。電気機器の電源が入っていなくても、プラグがコンセントに差さっている場所はどこも同じことが言えます。